本記事では、次の悩みに回答します。
・Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を知りたい
・Coincheck(コインチェック)って聞いたことあるけど、利用するメリットって何?
・Coincheck(コインチェック)って手数料が高いって聞くけど、実際どうなの?
「Coincheck(以下、コインチェック)」とは、コインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
金融大手のマネックスグループ会社の傘下に所属しているため、事業に対する安心感に定評があります。
安心感と連動するように、スマホアプリのダウンロード数は400万件を超えています。
ユーザー満足度の高い、仮想通貨取引所といえるでしょう。
しかしコインチェックについて調べると、手数料が高いという口コミを目にする機会も多いのではないでしょうか。
したがって本記事では、コインチェックで発生する手数料も合わせて解説しています。
手数料が発生するタイミングを知ることで、もっとも安く仮想通貨の取引をすることができます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
コインチェックとは|基本情報と利用するメリット
はじめに、コインチェックの基本情報と利用するメリットについて、解説していきます。
コインチェックの基本情報
コインチェックの基本情報は、次のとおりです。
・取扱い通貨数:18種類
・スマホ対応:あり
・取引方法:あり
・最低取引数量:500円相当から購入可能
2021年には新しく、2種類の仮想通貨銘柄の取扱いを始めました。
さらに!
仮想通貨と関連性が深い、「※NFT」のプラットフォーム事業も手掛けています。
※【補足】
「NFT」とは、画像や音楽などのデジタルデータの持ち主が分かる技術です。
コインチェックは、「コインチェックNFT(β版)」というマーケットプレイスを展開しています。
NFTの売買で発生する手数料(ガス代)の改善など、課題解決するためにできました。
仮想通貨取引所では初の試みとなるため、今もっとも勢いのある仮想通貨取引所といえるでしょう。
コインチェックを利用するメリットは、3つあります。
・スマホアプリが使いやすい
・取扱通貨数が豊富
・多種類のサービスを展開
一つずつ、解説していきます。
スマホアプリが使いやすい
コインチェックのスマホアプリは、仮想通貨取引所の中でも使いやすいことで有名です。
早ければ3〜5分程度で、仮想通貨の購入が完了します。
国内ダウンロード数が400万件を超えている理由にも、納得できます。
ただし、スマホアプリでは「販売所」しか利用できません。
販売所と取引所の違いは、『手数料』です。
くわしくは、後述しますね。
「販売所」を利用した方がいいケースとして、
・場所を問わず、仮想通貨を購入したい
・初めて購入するため、わかりやすく済ませたい
・ほしい仮想通貨銘柄がある
など、用途を分けて使うと便利です。
取扱通貨数が豊富
仮想通貨取引所の通貨数は、国内最大の18種類となっています。
下記画像は、販売所で取り扱っている仮想通貨銘柄の一覧です。
日本円への換金など、対応している通貨が多いことは安心材料といえますね。
多種類のサービスを展開
コインチェックは、仮想通貨取引所以外のサービスも豊富です。
具体的には、
・暗号資産取引
・貸仮想通貨
・でんき
・ガス
・つみたて
・NFT
・アンケート
・sharely
・miime
など、9つの事業があります。
日常生活に馴染み深いものでいうと、「ガス」や「でんき」ではないでしょうか。
コインチェックに切り替えることで、
・ビットコインでの支払い
・ビットコインが貯まる
など、ポイントの代わりに仮想通貨がたまります。
日常で消費するもので仮想通貨が貯まるのは、ありがたいですね!
コインチェックの口座開設手順
では、コインチェックの口座開設手順について、解説していきます。
コインチェックで口座開設をする上で、準備するものは次の3つです。
- メールアドレス(Gmailなど)
- 本人確認書類(免許証、パスポートなど)
- 銀行口座
口座開設手順
口座開設手順は、ざっくり5つのタスクがあります。
- 会員登録をクリック
- メールアドレスとパスワードの設定
- 本人確認書類の提出
- 電話番号認証
- 二段階認証
イメージしやすいよう、画像付きで解説します。
コインチェックの公式サイトを開きます。
メールアドレスとパスワードを設定しましょう。
内容に沿って、各項目の入力を行ってください。
電話番号を入力して、認証コードを受け取ってください。
個人情報など、項目に沿って必要情報を入力してください。
本人確認書類を、アップロードします。
最後に、二段階認証を設定します。
スマホの場合、二段階認証の手順は、次のとおりです。
- コインチェックのスマホアプリを起動
- 画面下より、ウォレット」を選択
- 右上のアカウントを選択
- セキュリティの項目から、「二段階認証」をタップ
- google認証アプリ(Google Authenticotor)を活用
- セットアップキーをメモ
- google認証アプリ内に表示される6桁の番号を入力
項目こそ多く見えますが、一つ一つの操作はカンタンです。
セキュリティを高めるために、必ず設定しましょう。
二段階認証が完了すれば、無事に口座開設の手順は完了です。
コインチェックから口座完了通知が届けば、仮想通貨の購入が可能となります。
コインチェックの入金手順
コインチェックへ、日本円を入金する手順について解説していきます。
3種類の入金方法
コインチェックには、3種類の入金方法があります。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
3つありますが、個人的には「銀行振込一択」です。
理由は、銀行振込以外は手数料が発生するからです。
コンビニ、クイック入金は770円発生します。
受け入れ先の銀行も、下記のとおりです。
大手の銀行ですので、安心してご利用いただけます。
よって、本記事では、銀行振込の入金方法を解説します。
入金手順
入金手順は、カンタンに完了します。
- コインチェックのスマホアプリを開く
- 入出金をタップ
- 入金をタップ
- 入金したい銀行を選択
- 指定の口座に日本円を振込
手順こそ5つありますが、画面のタップは3回で終了します。
コインチェックで仮想通貨を購入する手順
日本円の入金が完了したら、実際に仮想通貨を購入してみましょう。
手順は、次のとおりです。
PCでの購入手順(取引所)
PCで仮想通貨を購入する手順は、次のとおりです。
- コインチェックにログイン
- ウォレットページで「コインを買う」をクリックし、BTCを選択
- BTCの購入数量を記入
- OKをクリックして購入完了
コインチェックへログインします。
現物取引に、必要項目を入力します。
注文するをクリックします。
以上で、完了です。
スマホでの購入手順(販売所)
スマホアプリで、仮想通貨を購入する手順は、次のとおりです。
- 画面下の販売所をタップ
- コイン一覧からBTCを選択
- 購入をタップ
- 購入金額を記入し、「日本円でBTCを購入」→「購入」をタップ
スマホアプリを開き、「販売所」をタップします。
購入したい仮想通貨をタップします。
購入ボタンをタップし、必要数量を記入します。
日本円で購入をタップし、完了です。
コインチェックを利用する上で知っておくべき4つの手数料
コインチェックを利用する上で、4つの手数料を知っておく必要があります。
場合によって、500円以上も手数料に差が出てしまいますので注意しましょう。
では、解説していきます。
コインチェックを利用する上で発生する4つの手数料
コインチェックを利用する上で、発生する手数料は次のとおりです。
- 入金手数料:日本円を入金する際に発生
- 出金手数料:日本円を出金する際に発生
- 送金手数料:仮想通貨を別の場所に移動する際に発生
- 取引手数料:仮想通貨を売買する際に発生
4つ目の「取引手数料」について、少し深堀りします。
販売所と取引所、どちらを利用するかによって、大きく意味合いが異なります。
もっとも異なる点は、「取引する相手」です。
「販売所」は、コインチェックと取引します。
一方で「取引所」は、コインチェックを利用しているユーザーと取引をします。
お店を例に出すと、
・販売所はコンビニ
・取引所はフリーマーケット
と、イメージするとわかりやすいでしょう。
取引する相手が異なることで、上乗せされる利益が異なります。
会社の場合、管理維持コストが高くなってしまいがちです。
したがって、利益となる手数料も高くなってしまう傾向にあります。
両者の違いをまとめると、「販売所」の方が手数料が高いということです。
では実際に、コインチェックで発生する手数料が高いのか、主要の国内取引所と比較してみました。
国内の仮想通貨取引所との比較
今回、比較する主要な仮想通貨取引所は次の2つです。
・bitflyer(以下、ビットフライヤー)
・bitbank(以下、ビットバンク)
では、いきましょう。
入金手数料
「入金手数料」とは、日本円を入金する際に発生します。
・コインチェック:銀行振込は無料(コンビニ入金は、770円)
・ビットフライヤー:銀行振込は無料(その他は、330円)
・ビットバンク:無料
3社とも銀行振込の場合、入金手数料は無料でした。
他の入金方法として、コインチェックでは「コンビニ入金」「クイック入金」の2種類があります。
770円の手数料が発生してしまうため、銀行振込をオススメします。
出金手数料
「出金手数料」とは、日本円を出金する際に発生します。
・コインチェック:407円
・ビットフライヤー:3万円未満は、220〜550円(3万円以上は、440〜770円)
・ビットバンク:3万円未満は、550円(3万円以上は、770円)
ビットバンクよりは安いものの、条件によってはビットフライヤーが安いという結果でした。
送金手数料
「送金手数料」とは、仮想通貨を別の場所に移動する際に発生する手数料です。
銘柄によって、手数料が異なります。
下記は、BTC(ビットコイン)の場合の手数料です。
・コインチェック:0.0005BTC
・ビットフライヤー:0.0004BTC
・ビットバンク:0.0006BTC
ビットフライヤーの方が、送金手数料は安いという結果でした。
取引手数料
「取引手数料」とは、仮想通貨を売買する際に発生する手数料です。
取引手数料は銘柄と取引する相手によって、変動します。
取引する相手とは、前述した「販売所」と「取引所」の違いです。
下記は、BTC(ビットコイン)を、「販売所」で購入した場合の手数料です。
・コインチェック:無料(スプレッドが6%発生)
・ビットフライヤー:無料(スプレッドが5%発生)
・ビットバンク:無料((スプレッドが4%発生)
スプレッドとは、購入時と売却時に発生する差額です。
画像のとおり、購入時と売却時では、同じ時間帯でも金額が異なります。
1BTC(約230万円)を取引する場合、6%(約14万円)のスプレッドがかかってしまうんです。
一方、BTC(ビットコイン)を、取引所で購入した場合の手数料は次のとおりです。
・コインチェック:無料
・ビットフライヤー:約定数量×0.01〜0.15%
・ビットバンク:Maker=−0.02%、Taker=0.12%
取引所を利用した際、コインチェックかビットバンクがお得ということがわかりますね。
手数料に関するまとめ
結論として、コインチェックは手数料が目立って安くはないということが分かりました。
以下のポイントを意識して、コインチェックを利用しましょう。
- 入金は銀行振込を利用する
- ビットコインを購入する際は、取引所を利用する
- ビットコイン以外は、別の取引所を利用する
初めてビットコインの購入する方には、コインチェックがオススメといえますね。
コインチェックの口座開設に関するQ&A
メールアドレスが間違っていると表示されるのはなぜ?
大文字か小文字か、一度確認しましょう。
半角と全角も区別します。
チェックしても原因が分からない場合は、メールアドレスとパスワードの再設定を行います。
日本円の出金にかかる時間はどのくらい?
通常、申請日当日もしくは銀行の翌営業日に反映されます。
銀行振込が反映されない場合は?
振込情報に、誤りがある可能性があります。
旧姓など、本人名義とアカウント名義が異なる場合、振込を反映することはできません。
誤って入力した場合、振込元金融機関に入金戻しの手続きを行ってください。
送金数量で、手数料は変わる?
送金数量では、手数料の変更はありません。
残高があるのに「残高が不足しています」と表示され、送金できないのはなぜ?
防犯の関係上、コンビニ入金とクイック入金は7日間、資金の移動ができません。