コインチェックNFT(β版)とは?OpenSeaとの違いも解説

本記事では、次の悩みにお答えします。

・コインチェックNFT(β版)ってなに?

・他のマーケットプレイスと、何が違うの?

・コインチェックNFT(β版)を利用する方法を知りたい

「コインチェックNFT(β版)」とは、コインチェックが運営する※NFTマーケットプレイスです。

※【補足】

「NFTマーケットプレイス」とは、NFTを売買できるプラットフォームを意味します

コインチェックは2014年に創業した、国内の仮想通貨取引所です。

スマホアプリダウンロードが420万件を超えるなど、国内トップクラスの仮想通貨取引所といわれています。

国内大手の仮想通貨取引所がNFTを取り扱うというニュースは、当時業界でも話題になりました。

NFTについておさらいしておくと、画像や音楽などのデジタルデータを、だれが所有しているのか分かる技術です。

2030年には、NFT市場が世界で32兆円に到達するといわれています。

海外市場における過去の実績として、

・デジタルアーティストであるBeeple氏の作品が、6935万ドル(約830億円)で落札

・2017年から5年間自撮りした画像を出品し、100万ドルの収益獲得

など、高額取引がニュースとなりました。

国内市場でも、多くの実績が出ています。

・当時8歳の小学生が描いたデジタルアート作品が、240万円で購入される

・数百円で初期販売されたNFTが、最低価格60万円以上で二次流通

・貯金数百円のクリエイターが、11,111体のNFTを数分で完売

など、2021年から非常に盛り上がりを見せてきました。

そして、国内初となる仮想通貨取引所として、「コインチェックがNFTマーケットプレイス」を立ち上げました。

本記事では、コインチェックNFT(β版)の特徴を、世界シェアNo.1のNFTマーケットプレイスである「OpenSea」と比べてみました。

他にも、

・コインチェックNFT(β版)の基本情報

・コインチェックNFT(β版)の注意点

・コインチェックNFT(β版)の使い方

など、解説していきます。

コインチェックNFT(β版)によって、NFTの購入がスムーズになるかもしれませんね。

ぜひ、最後まで読んでいただければ嬉しいです。

コインチェックNFT(β版)とは|基本情報

コインチェックNFTは、現在β版(テストプレイ中)であり、順次アップデートを行っています。

2022年10月にはPolygonブロックチェーンに対応するなど、ユーザーの選択する楽しみも増えてきている状況です。

では、コインチェックNFTにはどんな特徴があるのか、基本情報を2つにまとめてみました。

①コインチェックNFT(β版)の手数料

②取り扱っているタイトル(NFT)

では、一つずつ解説します。

コインチェックNFT(β版)の手数料

コインチェックNFT(β版)を利用する上で、発生する手数料は次のとおりです。

・入庫手数料:無料

・出品手数料:無料

・販売手数料:購入時の10%

・出庫手数料:0.01ETH

出庫手数料は、少し高めに設定されています。

入庫手数料と出品手数料が無料なのは、ありがたいですね。

コインチェックNFT(β版)取り扱っているタイトル

コインチェックNFT(β版)で取り扱っているタイトル(NFT)は、次のとおりです。

・「CryptoSpells(クリプトスペルズ)」

・「The Sandbox(サンドボックス)」

・「NFTトレカ」

・「Sorare(ソラレ)」

・「Meebits(ミービッツ)」

・「Joyfa」

・「Decentraland」

・「Art Blocks」

・「Generativemasks」

・「Otherside」

・「Moonbirds」

・「3D Generativemasks」

・「ENS(Ethereum Name Service)」

・「MAYC(Mutant Ape Yacht Club)」

世界ランキングでも、上位に入っているNFTを取り扱っています。

例えば、「MAYC(Mutant Ape Yacht Club)」は、世界で469,155ETH(約940億円)の売上を誇る人気NFTコレクションです。

さらに、2022年12月には「NOT A HOTEL」の取り扱いも開始しました。

「NOT A HOTEL」とは、ホテルにも活用できる別荘をオンラインで販売している国内初の事業です。

2022年8月より、「NOT A HOTEL」の利用権利をNFTとして取り扱いを始めました。

所有物件に滞在する期間以外は、ホテルとして貸出しが可能です。

貸出した収益は全額得られるなど、非常に魅力的なサービスを展開しています。

コインチェックNFT(β版)の使い方

コインチェックNFT(β版)の使い方について、解説していきます。

入庫方法

NFTの入庫方法は、次のとおりです。

  1. メタマスクをインストール
  2. メタマスクと連携
  3. メタマスクに保存していたNFTをコインチェックNFTに入庫

はじめに、メタマスクをインストールします。

メタマスクをインストール

メタマスクのインストール手順は、次のとおりです。

  1. メタマスクへアクセス
  2. ダウンロードをクリック
  3. Chromeに追加をクリック
  4. ウォレットを作成をクリック
  5. パスワードを設定
  6. バックアップフレーズをメモする

画像で解説します。

メタマスクへアクセスし、ダウンロードをクリックします。

Chromeに追加をクリックします。

ウォレットを作成をクリックしてください。

パスワードを二箇所、入力しましょう。

シークレットバックアップフレーズを、順番通りにメモしてください。

メモした単語を、再度入力しましょう。

以上で、メタマスクの追加は完了です。

メタマスクと連携

コインチェックNFT(β版)、メタマスクの2つを連携させます。

  1. コインチェックNFT(β版)を開く
  2. 右のマイページをクリック
  3. メタマスクと接続

連携自体はカンタンな作業ですので、サクサク進めていきましょう!

コインチェックNFT(β版)を開き、右上にあるマイページをクリックしてください。

「メタマスクに接続」をクリックして、接続すれば完了です。

コインチェックNFT(β版)に入庫

メタマスクに保存していたNFTを、コインチェックNFT(β版)に入庫します。

手順は、次のとおりです。

  1. 入庫前NFTのタブに切り替え
  2. カーソルをNFTに合わせてクリック
  3. 入庫内容を確認し、「入庫」をクリック

入庫時のみ、ガス代が発生します。

ガス代はユーザー負担のため、金額を必ずチェックしましょう。

「入庫前NFT」のタブですが、コインチェックNFT(β版)で取り扱っているNFTのみ表示されますので、注意しましょう。

出品方法

NFTの出品方法は、次のとおりです。

  1. マイページに移動
  2. 出品したいNFTを選択
  3. 売れた際に受け取る仮想通貨銘柄を選択
  4. 出品をクリック

出品も項目に沿って入力するだけなので、カンタンに完了します。

購入方法

NFTの購入は、いたってシンプルです。

プラットフォームから、購入したいNFTを選択するのみです。

また、2022年9月よりオファー機能が追加されました。

オファー機能とは、希望購入価格の提示です。

オファーの手順は、次のとおりです。

  1. オファーしたいNFTを選択
  2. オファーするをクリック
  3. 通貨の選択
  4. オファー内容を確定をクリック
  5. オファー申請完了

オファーも、必要事項を入力するのみです。

カンタンに完了するので、ストレスなく取引ができます。

出庫方法

出庫とは、購入したNFTをゲームなどで使用する際に、他のウォレットへ移す作業です。

出庫手順は、次のとおりです。

  1. マイページを選択
  2. 出庫したいNFTを選択
  3. 出庫先を選択
  4. 出庫完了

出庫先は、事前に登録しておく必要があるので、注意しましょう。

コインチェックNFT(β版)とOpenSeaとの3つの違い

「OpenSea(オープンシー)」とは、世界シェアNo.1のNFTマーケットプレイスです。

2021年には、月間売上1,000億円も突破しました。

「OpenSeaの国内ユーザー数=国内のNFT人口」と定義されるほど、ユーザーに認知されたマーケットプレイスです。

では、OpenSeaと比較した際のコインチェックNFT(β版)のメリットについて、解説していきます。

オフチェーンでガス代がかからない

コインチェックNFT(β版)はオフチェーンを採用しているため、ガス代(手数料)がかかりません。

理由として、コインチェックが取引内容をブロックチェーンへ記録していないからです。

取引履歴をブロックチェーンに記録すると、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。

OpenSeaは「オンチェーン」で、取引記録するごとにガス代が発生します。

コインチェックNFT(β版)では、処理にかかるガス代をほぼゼロにできる点が特徴です。

コインチェック内で購入可能な通貨でNFTを取引できる

コインチェックNFT(β版)では、NFTの取引に対して18種類の通貨を利用できます。

例えば、ビットコインも利用可能です。

一方、OpenSeaはETHやSOLなど、一部通貨しか取り扱いしていません。

仮想通貨取引所が運営しているからこその、強みといえますね。

コインチェックのアカウントを利用できる

コインチェックNFT(β版)の利用には、コインチェックのアカウントが必要です。

コインチェック側がアカウントを管理するため、安心感が得られるのが特徴です。

一方、OpenSeaはアカウントが匿名です。

本人確認が必要ないため、だれでもカンタンに作成できてしまいます。

実際に、詐欺として利用されるアカウントがあることも事実です。

コインチェックNFT(β版)は、本人確認したアカウントのみ利用できるので、セキュリティが高いといえるでしょう。

コインチェックNFT(β版)の3つの注意点

コインチェックNFT(β版)を利用する上で、3つの注意点があります。

  1. 出庫手数料が高い
  2. NFTゲームで使用するには、出庫が必要
  3. 購入時の売価をチェックする必要あり

一つずつ、解説していきます。

出庫手数料が高い

コインチェックNFT(β版)から出庫をする場合、手数料が0.01ETH発生します。

2022年12月現在、ETHの価格は18万〜20万円です。

仮に20万円とした場合、0.01ETHは2,000円です。

手数料として、少し割高に感じてしまいます。

出庫をする回数を、なるべく減らすよう心がけましょう。

NFTゲームで使用するには、出庫が必要

コインチェックNFT(β版)には、ゲームをプレイする上で活用できるNFTを豊富に取り揃えています。

ゲームに利用する際、出庫作業が発生します。

前述のとおり、出庫手数料は0.01ETH発生します。

出庫の回数などを減らすよう、意識していきましょう。

購入時の売価をチェックする必要あり

コインチェックNFT(β版)では、18種類の通貨が利用可能です。

取扱銘柄が多いからこそ、1銘柄の単価を必ず確認しましょう。

例えば、1ETH(イーサ)と1BTC(ビットコイン)では、約10倍の価格差があります。

売価のチェックは、コインマーケットキャップがオススメです。

まとめ

本記事をまとめると、次のとおりです。

・オフチェーンのため、取引ごとのガス代が安く済む

・出庫の際の手数料が高いので注意

・購入などの作業はカンタンで、使いやすい

コインチェックNFT(β版)では、続々と話題のNFTの取り扱いが増えています。

今後も事業規模を拡大していくことは、間違いないでしょう。

コインチェックNFT(β版)の利用には、コインチェックのアカウントが必要です。

本人確認が済んだアカウントのみ利用できるので、セキュリティ面でも安心ですね!

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